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リフォーム 解体

築50年以上のお家のリフォームです。

この日は棟梁の父親も解体のお手伝いに来てくれています、親子で仕事ができるって良いですね。76歳ながらタフでまだまだ父親の強い背中を見せてくれるお義父さんです。

 

床下からコンクリートの囲いが出てきました、暖をとるための物でしょう。

このお家の床下にはこの囲いがが3つもあり、今回は床工事に支障があるため撤去しました。

築年数がこれくらいのお家の土台には栗が使われていることが多く、土の上にそのまま置かれているのにもかかわらず強固さを保ち、害虫の被害もほぼありません。

栗の木が土台に向いている材木であることがよくわかります、現在は土の上に材木が触れていることはないし、栗の木の普及もないので栗が使われることはほぼありません。

 

このお家の亡くなられたご主人さまが大工で、自分の山から木を倒してきて建てたお家だそうです。受け継いだ息子さんが父親の思い出を大切になさっています。

お施主様が生活しながらの工事の為、少しづつ部屋を移動しながらのリフォームです。

一部屋の個室を完成し、隣の部屋へと順番にかかっていきます。