30年ほど前の家のリフォームをする際、気になるのが無責任に作られてきた建材の数々、、その時、良材と考えられて生産されてきたのではあるだろうけれど、廃棄処分はリサイクル不可能で埋め立てられるゴミとなるものの多さが気がかりでなりません、今も生産されているものも多くあります。
この写真はベランダの敷材です、コンクリートブロックタイルにウレタン系断熱材が密着しているベランダの床仕上材ですが、コンクリートからウレタンを安易に剥がすことは難しく手間の大きくかかる作業のため、このまま処分となり埋め立てられるゴミとなります。
埋め立てれば良いというものではないと思いますが、仕方のない処分方法になっています。
こちらは、石膏ボードにウレタン系の薄い断熱材を密着させた建材です。こちらも石膏とウレタンを分別するのは至難のために、このままゴミとなるものです。
分別するのが安易な製法であればリサイクル可能な資材となり、ゴミになることはなく済みます。
現状、石膏ボードの多くは石膏ボードとしてリサイクルされています。
建材は時間、労力、コスト、どの能力を上げるため、効率性を追求して良くなってはいますが、忘れられた大切なものを問題視していかなくてはなりません。
今も尚、積極的に勧められている断熱性度を良くするための吹き付け断熱材は木材にプラスチックを密着させて分別を難しくさせています。そこまで気密を持たせなくても充分な家ができるのに。
国が率先して推奨する充分の上を目指しすぎて、いつか訪れる廃棄の時の責任は気が付かぬふり、知らないふりで良いのでしょうか。
人間が一番かもしれないですが、空気があり土壌があり水があり生活できているのだから、それらや他の生き物、環境に少しは遠慮した生活、生産、建築を目指していくべきです。
家造りにもプラスチックは必要不可欠なものですが、せめて壊すときに木材、ガラス、鉄くず、プラスチック等に分別ができてリサイクル可能なものは取り出せる廃棄まで責任を考えた建築を心得ていきたいです。
