かなえるハウスむすび に続き つながるハウスむすび の建築を任せていただき、沢山の学びを
いただきました。オーナーさんの患者さんへの心遣いがいっぱい詰まったみんなの家。
山千造建、むすびさんの想いを一緒に叶えることができて最高に幸せです!
この建物からいっぱいの笑い声が広がり、幸せが繋がりますように。
Instagramには動画、建築過程の投稿もしておりますのでご覧ください。
つながるハウスむすびの外観、玄関は校倉仕上げの左官塗り仕上げ。
一枚板看板も棟梁による製作。
みんなが集まるLDKホールはカウンターバーでお酒も飲める、子供をロッククライミングで遊ばせることもできる、漆喰の壁はシアタースクリーンに、懐かしい大きな黒板でお絵かきもできる、フルオープン窓で広いデッキと繋がった大空間は自由自適な快適な暮らしを過ごしていただくためのオーナーの想いがたくさん詰まっています。
テーブルも山千棟梁製作、個性豊かに栃、ブラックウォールナット、モンキーポットで製作しました、キッチンと繋がるカウンターは珍貴な一枚板。
オーナーさん希望の竈(かまど)、毎日のご飯を竈で炊いています。
秋田ヒバの風呂桶に十和田石のお風呂、大きな窓は春に桜を見ながら花見風呂ができるように。
広々としたトイレ、介護設備が整っています。
各部屋には洗面と畳スペース、収納が備え付けられています。大きな掃き出し窓で部屋にこもりがちになる患者さんも外を感じられるような工夫、各部屋の戸には一生のめぐり合わせや人生を創造させるイラストが描かれています。この発想に至るまでには試行錯誤大変悩みましたが喜んでいただけて安堵いたしました。
ウッドデッキにつけられた手洗い場、患者さんがつらくて苦しい時、付き添いの方が心いっぱいになった時にふと目に入ったもので、心が安らげるように想いを込めてオーダーで依頼したシンク。
蓮の葉、黒の出目金に赤い金魚、親子?夫婦どちらでもとらえれる蛙が2匹ちょこんと座っています。
込められる想いを良く知っている娘も2人を連れて現地にオーダーに行きました。
3人でああでもないこうでもない、この色、このタイル、悩んで悩んだ優しさを込めたシンクです。